野良猫ちゃん 家

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野良猫ちゃんが家を手にいれた♪

                           
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 ジュリエットはもともと野良猫ちゃんでは
なく、どこかので飼われていた猫です。
彼女が野良猫ちゃんとなり、を失くした
のには深いわけが?あったのです。

犬と違って、何かのきっかけで
飛び出してしまい夢中で走っているうちに、
道路を渡ってしまい家に帰れなく
なることが多いようです。

猫は近所で迷子になってもお家が分から
なくなってしまうことがあるのです。
それがたとえ、とても賢いジュリエット
でもそんな事になってしまったようでした。

去年の春先に突如、わたしの前に姿を現
した黒ねこのジュリエットは、この時すでに
お腹に赤ちゃんがいたようでした。

小柄で人懐こい彼女のお腹が、ある日
いきなり大きくなったのを見たとき、わたしは
彼女に言ったのです。

「ジュリちゃん、今日は朝から何をそんなに
食べてきたの?あんたって意外と
食い意地が張っているのねぇ・・・ねえ、

何食べてきたの?何食べたらそんな
お腹になるのよ・・・。」

わたしはこのとき、まだ彼女が成猫だとは
思っていませんでした。
せいぜい七ヶ月くらいか?もしかしたら
六ヶ月?

とにかく大人にはなりきっていないような
あどけなさを感じていたのでした。
そもそも猫の年って本当に分からない
ものです。そしていまだにジュリエットが
何歳なのか?不明です。

獣医さんにも聞いてみたのですが
分からないそうです。
でも何歳でもいいでしょう!

そこが不思議な魅力のひとつでもある
かもしれないのですから。

ジュリエットはわたしを一目見たときから
固く心に決めたらしいです。

「絶対にルルのお家をゲットするのだわ!
この人はあたしの心の友に
違いないのだから。

そう決心したのだから何がなんでも
ルルのお家をのっとる・・いや、
ちがちが・・違うの!

この家の子になるのっ。あたしは絶対
に“お家猫”になるのだわっ!」

ジュリエットはわたしを見るや一瞬に
して閃き、決心をしたのでした。
・・・・・びっくり。

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ジュリエットは野良猫ちゃん暮らしを経験してから、ますます
家をもって安心できる日々を送りたいと切望するようになりました。
そのとき以来彼女は毎日毎日まさしくストーカーのごとく、
わたしにへばり付きました。外に洗濯物を干しに出れば、五秒以内には
必ずわたしの足にペタリと張り付いていました。

まだ明るい昼間なら良いのですが(?)夜に干していても必ずわたしの
ふくらはぎに彼女のシッポの先がふわりと擽ります。

足音もなく近づいて来ますから、うっかり彼女の足をギャフンと踏んで
しまったこともあります。

ですが健気にもジュリエットは「うぎゃっ!」とまるで声を潜めるような
押し殺したような呻きを小さく上げて一言も文句を言いませんでした。

わたしはなんだかこのときは「ぐっと」きました!

ある夜、やっと全部干し終わり、冷んやりして気持ちよいコンクリートの
タタキに座っていつものように 星を眺めていました。

ジュリエットもすぐに、隣にぴったり寄り添って座っています。



昨日、友人がわたしに尋ねたのよ・・。いちばん好きな風景ってなに?
見ていて気分がよい風景ってどんなところ?

とっさに聞かれてもすぐには答えが浮かばないのよね。
でも、少し考えて・・・森。答えたのよ・・だっていちばん好きなのだもの。

でも今思ったの・・・森は森に行かなくちゃ景色が見えないの。
本物の森って見たことある?わたしはあるわよ!
もう10年も前だけれどね。

原生林の中を歩いたのよ。地面がふわふわだったな・・・。



今、森を見たいなあ〜って思ったら、イメージで作るしかないのね。
でもね、まず現物!があってのイメージなのよね・・・。

いま思ったけれど、星空って誰にでも見える景色だわね?光害があって、
星の数が少なかろうと山奥でぎっしり見える場所であろうと関係ないの。
だってジッと見ているとだんだん星の数が増えてくるのだもの。

わたしのいちばん好きな景色は星空かもしれないな。これなら毎日、
洗濯物を干しながら見られるのだもの・・ココにいてもね。
寝ながらでも見ることができるのだもの。

ジュリちゃんも星が好きなの?見上げているわたしと同じ格好で彼女も
ジッと空を見上げていました。そしてわたしに言ったのです。

「お家猫になりたいの・・・ルルと一緒に暮らしたいの・・・。」

そしてわたしは再び!「ぐっと!」きてしまったのでした。

 ★ジュリエットちゃんから野良ちゃんへアドバイス

 このお家(この人)!と決めたらひたすら通う!
決心したら突き進むべし。

一に押し、二に押し、三も四もとにかく押しが大事と知るべし。

そしてココがポイント!
笑顔を絶やさず相手に同調(チューニング)するのね。

ほらっ!相手と並んで星空を見上げるとかね。

趣味にお付き合いするのってかなりポイント高いのね!

ガンバレ!

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